獅子ヶ鼻湿原の鳥海まりも(2008年10月撮影) MAMIYA645 1000s (Velvia100F)
ここは酸性・低温で、大量の湧水に涵養されて成立しています。
流水中及びその周辺で豊富に生育しているコケ類は、
植物地理学上貴重な稀産の苔類3種類と高山性も蘚類2種の生育を見るなど、
その質・量とも本邦の他地域に類例が知られていないそうです。
好きな場所の一つで、毎年通っています。
ただ、最近はこの苔も春先に色が悪い状態が目立ち始めています。
多くの人が訪れるようになり、土地がやせてしまったことと関係があるのでしょうか?
わかりませんが、こういった場所が毎年毎年、悪い方向に変化していくことは
とても悲しいものです。