ATELIER OF LIGHT

光が織りなす風景

SCENE #988

先週あたりから、4月からの写真店用の作品を選定しながら、必要に応じて再現像を行っている。

プリントを前提にするので、最大限の画質にしたいと思い、あれこれ試してるのだが、今回改めてPhotoshopCCの「AIノイズ処理」を試してみた。

あまりかけすぎないようにしてみたところ、想像以上にノイズ処理がよく、仕上がりも自然。

嬉しくなって、出展作品の他に今まで良いと思った写真をピックアップして再現像してみた。

特に御浜で撮った写真に関しては、かなりの仕上がりになって、「ひょっとして俺って写真上手くないか?」って勘違いモードに至る始末。

でもおかげで久しぶりに写真を楽しめたし、写真展も楽しみになってきた。

 

御浜星景

 

SCENE #987

2024年3月11日 14時46分撮影

 

この日のことと、震災関連の記憶については、文章にまとめるのが困難だ。

記録に残したいと思って画面に向かうが、結局いろんな言葉があふれてきて収拾がつかなくなる。

悲しみだけでなく怒りもある。

惨めだったり、挫折感もある。

その他もろもろ......

だから1枚の写真にまとめてみる。

そしてそれを見返すと、そんな色々な負の感情なんてどうでもよくなる。

その一枚から感じることは、いい意味での「無」だったりする。

 

2024年3月11日14時46分(最上川河口)

SCENE #986

2月の星景ラスト

 

この日は今年初のパノラマ撮影も実施

数年前に地元でパノラマアーチ撮った方がいて、それに触発されて自分も撮るようになりました。

特にプリントすると圧巻で、昨年写真展をした際にプリントしたものは今でも自宅の玄関に飾っている。

ちょうどこの時期はとてもなだらかなので、合成による星の流れなども生じない、比較的綺麗な天の川になりました。

地上景も眺海の森の吊り橋からなので、絵的にもロマンがあり、気に入りました。

4月にまた写真展を行うので、その際の候補にしようかと思います。

2月の大アーチ

 

SCENE #985

2月18日の眺海の森星景

この日は3時半過ぎから5時過ぎまで写真を撮っていたが、天文薄明が始まる直前に、今まで見たことのない光跡の入った写真が撮れた。

彗星のイオンテールのように青く扇状の光跡で、帰ってから多方面の意見をいただき、最終的にイーロンマスク社が打ち上げたスターリンク衛星ということで落ち着きました。

基本的に人工物が写真に写り込むのはすきではないので、これから先もっと増えるのかと思うと、なんだか嫌ですね。

 

スターリンクトレインの光跡

 

SCENE #984

2月18日の星景シリーズ

天文薄明時の空は、澄み切った蒼色と地平線を染める東雲色のグラデーションがとても綺麗です。

それに加えて、夏の天の川と星々が浮かび上がるという、とても贅沢な光景に出会えました。

今までは薄明になると、さっさと片づけてその場を後にするのですが、これほど絶景ならちゃんと撮ってれば良かったと後悔。

でも、今後の楽しみが増えたなぁ

 

夜明けの銀河

 

SCENE #983

眺海の森からの星景続き

今まで薄明が始まると撤退していたが、東雲と天の川の組み合わせも良いかもと思って挑戦しました。

さすがに天の川は薄いですが、全然良い。

天の川写真で意識しているのが空の色を少し青っぽくするのが好きなのだが、薄明時間だと自然な青になって透明感が出る。

これは今後も意識して撮りたい。

夜明けの銀河

 

SCENE #982

今年の一つの目標で1月と2月に星景写真を撮ると決めたが、1月に引き続き無事今月も撮りにいくことができました。

今回は天気予報により鳥海山には雲がかかりそうだったので眺海の森へ。

予報通り鳥海山には雲がかかりましたが、そこ以外は見事に晴れ渡り、明け方まで星景を堪能。

パノラマも撮ることができ、とても満足でした。

眺海の森