Reflets dans l'eau（水の反映）
こういう光景は結構撮ってて楽しいんだが、帰って現像していると「写真としてはつまんないな、何が言いたいんだろう（苦笑）」って自問自答する。
こんな写真をコンテストに出したりしても「？？？」ってなるだろう。
自分の写真はほぼ全部そうだなぁ。
でも自分はこういう写真の方が好きで、例えるなら、同じ色のいろんな種類の絵具を買ってきて、紙に絵具を落として筆で塗り延ばしてその色を眺める。
「このメーカーのこの青はいいなぁ」とそれで満足し、そこから筆を走らせて、目の前にある椅子を描くというところまでには至らない。
考えてみたら、昔からそうだった。
小さい頃からずっと暇な時に決まってやってたことが、鉛筆やペンで、紙に幾何学的な模様や、グラデーションを書いてそれを眺めて楽しんだ。
でも、それをそれを親や友達に見せても、「何？それ？」としか言われなかった。
なるほど、そういうことだったのか。
写真をやり始めて初めて自分の写真の謎が解けたような気がする。（笑）
